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  1. 山武市議会 2022-09-01
    令和4年第3回定例会(第1日目) 本文 開催日: 2022-09-01


    取得元: 山武市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-30
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 ◯議長(能勢秋吉君) おはようございます。  ただいまのシェイクアウト訓練の御協力ありがとうございました。  日程第1 ただいまの出席議員は、19名です。定足数に達しておりますので、この定例会は成立いたしました。  これより、令和4年山武市議会第3回定例会を開会します。  直ちに、本日の会議を開きます。               午前10時02分 開会   ──────────────────────────────────── 2 ◯議長(能勢秋吉君) 日程第2 議長の報告事項を申し上げます。  はじめに、市長より送付を受けました案件は、諮問第1号、議案第1号ないし議案第15号並びに報告第1号ないし報告第7号の諮問1件、議案15件、報告7件であります。  次に、地方自治法第121条の規定に基づく出席者については、配付しました文書のとおりであります。  なお、職員による議場内の写真撮影を許可しております。  報告は以上です。   ──────────────────────────────────── 3 ◯議長(能勢秋吉君) 日程第3 会議録署名議員の指名を行います。  会議規則第88条の規定により、議長が指名いたします。6番、櫻田基介議員、7番、北田守議員を指名いたします。   ──────────────────────────────────── 4 ◯議長(能勢秋吉君) 日程第4 会期の決定を議題といたします。  第3回定例会の会期は、8月25日に開催された議会運営委員会において、本日1日から22日までの22日間とし、会期中に所要の休会日を設けることと決定されました。  お諮りいたします。本定例会の会期並びに休会の日を、議会運営委員会決定のとおりとすることに御異議ありませんか。              (「異議なし」と言う者あり)
    5 ◯議長(能勢秋吉君) 御異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は本日から22日までの22日間とし、併せて、配付しました会期表に記載の日を休会とすることに決定いたしました。   ──────────────────────────────────── 6 ◯議長(能勢秋吉君) 日程第5 議案の上程を行います。  諮問第1号、議案第1号ないし議案第15号並びに報告第1号ないし報告第7号を一括議題といたします。   ──────────────────────────────────── 7 ◯議長(能勢秋吉君) 日程第6 提案理由の説明並びに政務報告を求めます。  市長、御登壇願います。 8 ◯市長(松下浩明君) 先ほどのシェイクアウト訓練、御協力いただきまして、誠にありがとうございます。  それでは、令和4年山武市議会第3回定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様には御参集賜り、厚く御礼申し上げます。  さて、今年も8月に入り、豪雨や台風などにより、全国各地では、災害が発生しております。お亡くなりになられた方の御冥福と被災された方々にお見舞いを申し上げさせていただきます。  特に令和4年8月3日からの大雨では、北陸・東北地方に甚大な被害をもたらしました。本市では、災害時等の相互応援協定を締結しておる自治体や令和元年度の台風被害時に、物資等の御支援をいただいた自治体など、大きな被害が発生していないか、注視してきたところでございます。  今回は本市への応援要請等はございませんでしたが、これまで築いてきた災害時の広域的な応援ネットワークを今後も大切にしていきたいと考えているところでございます。  また、今年の6月下旬から7月のはじめにかけて、東日本や西日本で観測された記録的な猛暑は、気象庁の有識者検討会で、異常気象に該当するとの見解が示されております。その中で、地球温暖化の進行に伴い、大気中の水蒸気が長期的に増えたことで、この夏の雨量を底上げした可能性があるものと指摘しております。ゼロカーボンシティを宣言している本市といたしましては、2050年カーボンニュートラルの実現に向け、温暖化対策にしっかりと取り組んでいく必要があると、改めて感じたところでございます。  次に、新型コロナウイルスについてです。今年は3年ぶりに行動制限のない夏休みとなり、楽しみにしていた方も多かったと思います。そのような中で、第7波といわれる新型コロナウイルス新規感染者数は過去最高を記録し、現在も依然として高い水準で推移しています。  本市の感染状況を見ますと、この8月の新規感染者数は1,600人を超え、8月25日には、過去最高の123人の感染者が確認されるなど、いまだ感染拡大の収束が見通せない状況でございます。  本市といたしましては、感染防止対策に関する啓発とワクチン接種の推奨、併せて、ウィズコロナ・アフターコロナへの対策についても、しっかりと取り組んでまいります。  それでは、政務報告に移ります。  6月23日、蓮沼ウォーターガーデン修祓式に出席いたしました。ここ数年は、入園者数の制限をしておりましたが、今年の夏は天候にも恵まれ、多くの方々に御来園いただいているようでございます。しかしながら、コロナ禍前の水準までには届いていないようでございます。  次に、7月2日、第73回山武郡市民体育大会の激励会が開催されました。一部競技は、事前に執り行われておりましたが、8月21日に予定していました市民体育大会は、新型コロナウイルス感染拡大により、残念ながら中止となりました。  次に、7月12日には、殿下海水浴場で海開き式が執り行われました。7月16日から8月21日までの37日間、海水浴場を開設し、入り込み客数は4万7,300人で、こちらもコロナ禍前の水準には届きませんでしたが、3年ぶりに海水浴場が開設できたことは、ウィズコロナへの大きな第一歩になると感じております。  海水浴場の開設期間中に、水難事故が1件発生いたしましたが、ライフセーバーの速やかな対応により、大事には至らなかったと聞いております。  また、海水浴場閉鎖後の8月23日には、残念ながら、水難死亡事故が1件発生してしまいました。謹んでお悔やみを申し上げる次第でございます。  次に、7月29日、一般社団法人動物専門教育協会、特定非営利活動法人ペット災害危機管理士会と「災害時におけるペットの避難支援等に関する協定」を締結いたしました。過去の災害では、ペットの同行避難に対する具体的な受入れについての体制整備ができていなかったことから、今回の協定締結により、災害時のペット同行避難の受入れ体制の整備を図っていくというものでございます。  次に、7月30日に開催を予定しておりましたサマーカーニバルについても、新型コロナウイルス感染拡大により、残念ながら中止となりました。5年ぶりの開催に向け、ぎりぎりまで準備を進めていただき、実行委員会並びに関係者の皆様方には感謝を申し上げるとともに、これまでの取組は、来年の開催につながるものと信じております。  また、当日は、千葉商科大学の山武市応援学生隊による蓮沼交流センター屋上からの花火鑑賞会も予定しておりましたが、サマーカーニバルが中止となったことから、その代わりとして、道の駅オライはすぬまで、学生が開発した山武市産の農産物を使った商品のPR活動を行っていただきました。  次に、8月3日には、パナソニックセンター東京で、純水素型燃料電池などを視察してまいりました。水素は、カーボンフリーなエネルギーとして注目されており、2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略において、重要分野の一つに位置づけられております。  次に、8月13日に成東駅慰霊碑前で予定しておりました成東駅爆発惨事に係る献花式は、台風8号の接近により中止となりました。この成東駅爆発の惨事を風化させてはいけないという思いから、8月1日から15日まで、広島市からお借りして、原爆ポスター展を市役所玄関で行った際に、成東駅爆発の惨事の展示も行い、市民の皆様に見ていただいております。  次に、8月22日には、株式会社ゼンリンと「災害時における地図製品等の供給等に関する協定」を締結いたしました。この協定は、地震や台風などの災害発生時に、災害の発生場所の特定や周辺状況の確認に必要な住宅地図など、災害時応援協定を締結した自治体に、平時から紙ベースの地図とインターネット上の地図の利用を提供していただけるというものでございます。本協定の締結により、災害時における迅速な対応が図られるものと期待しております。  次に、8月24日には、令和4年度第1回山武市総合教育会議を開催いたしました。案件は、山武市立小中学校の規模適正化・適正配置についてです。さきの市議会第2回定例会の所信表明や一般質問でお答えさせていただいたように、教育委員会に私の考えを御説明し、御理解をいただいたところでございます。今後は、教育委員会との協議を重ね、早期実現に向けて取り組んでまいります。  最後に、8月26日には、議長はじめ議員の皆様方にも御出席いただき、松尾小学校の落成式を執り行いました。松尾小学校旧校舎は昭和46年に建設され、経年による老朽化から、早期の改築が望まれておりました。  この新校舎は、階段教室、図書室、コンピューター教室、視聴覚室、多目的室を一堂にまとめ、この大空間を「学びのステーション」と称し、ICT機器を活用しやすい、児童が伸び伸びと学び、情報活用能力の向上が期待できる教育環境となっております。  新校舎の竣工に当たり、御理解と御協力をいただきました市議会の皆様方をはじめ、関係各位に深く感謝を申し上げさせていただきます。  それでは、本定例会に提出いたしました議案等の提案理由について御説明申し上げます。  諮問第1号は、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてです。  本市では、現在9名の人権擁護委員が御活躍をされております。このたび、成東地区の伊藤範子委員が、令和4年12月31日をもって任期満了を迎えることから、引き続き、伊藤氏にお願いいたしたく、法務大臣に推薦するため、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、本議会の意見を求めるものでございます。  伊藤氏は、地域社会における信頼はもとより、人格、識見や中立・公平さを兼ね備えているほか、熱意をもって積極的に人権擁護活動に取り組まれており、引き続き、人権擁護委員として活躍されることを期待するものでございます。  なお、委員の任期は3年であります。  議案第1号は、山武市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてです。  これは、地方公務員の育児休業等に関する法律の一部改正に伴い、職員に係る育児休業の取得回数制限の緩和等が規定され、所要の改正を行う必要が生じたことから、本条例の一部を改正するものでございます。  なお、施行期日は、本年10月1日を予定しております。  議案第2号は、山武市議会議員及び山武市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例の制定についてです。  これは、公職選挙法施行令の一部改正により、選挙運動の公費負担に関する限度額が引き上げられ、本市市議会議員及び市長選挙の選挙運動の公費負担に関する限度額においても、この施行令に準じていることから、本条例の一部を改正するものでございます。  なお、施行期日は、公布の日を予定しております。  議案第3号は、地方独立行政法人さんむ医療センターへの財産の出資についてです。  これは、地方独立行政法人さんむ医療センターが実施する新病院の建替整備に当たり、建設予定地内の市の所有地2筆について、地方独立行政法人法第6条第1項の規定に基づき、地方独立行政法人さんむ医療センターへ出資するため、地方自治法第96条第1項第6号の規定により、議会の議決を求めるものであります。  なお、さんむ医療センター建替整備は、本年9月上旬から地盤改良等の開発工事に着手する計画であり、市としても開発工事を計画どおりに進めてもらいたいことから、先議にて御審議いただきたくお願いを申し上げます。  議案第4号は、地方独立行政法人さんむ医療センター定款の変更についてです。  これは、地方独立行政法人さんむ医療センターに、市の所有地2筆を出資することに伴いまして、地方独立行政法人さんむ医療センターの定款を変更する必要が生じることから、地方独立行政法人法第8条第2項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。  議案第5号は、千葉県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増加及び千葉県市町村総合事務組合規約の一部改正に関する協議についてです。  これは、四市複合事務組合から、公平委員会に関する事務について、令和5年4月1日から共同処理したい旨の依頼があったことに伴い、千葉県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増加及び千葉県市町村総合事務組合規約の一部改正について、地方自治法第286条第1項の規定により、関係地方公共団体と協議するに当たり、同法第290条の規定によりまして、議会の議決を求めるものでございます。  議案第6号は、令和4年度山武市一般会計補正予算(第5号)についてです。  この補正内容は、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ2億5,487万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ243億6,061万9,000円にするとともに、継続費、繰越明許費、債務負担行為及び地方債の補正をしようとするものであります。  議案第7号は、令和4年度山武市介護保険特別会計補正予算(第1号)についてです。  この補正内容は、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ5,885万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ51億5,385万2,000円にするとともに、債務負担行為を補正するものであります。  議案第8号は、令和3年度山武市一般会計歳入歳出決算の認定についてです。  歳入歳出決算の状況は、収入済額275億1,676万4,273円、支出済額260億7,555万5,788円、差引残額14億4,120万8,485円となりました。  議案第9号は、令和3年度山武市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてです。  事業勘定の決算の状況は、収入済額65億7,509万77円、支出済額64億8,805万885円、差引残額8,703万9,192円となりました。  また、施設勘定の決算の状況は、収入済額8,557万2,587円、支出済額7,762万6,979円、差引残額794万5,608円となりました。  議案第10号は、令和3年度山武市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてです。  歳入歳出決算の状況は、収入済額6億1,532万238円、支出済額6億1,364万4,238円、差引残額167万6,000円となりました。  議案第11号は、令和3年度山武市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてです。  歳入歳出決算の状況は、収入済額50億3,845万4,299円、支出済額49億7,993万7,815円、差引残額5,851万6,484円となりました。  議案第12号は、令和3年度山武市組合立国保成東病院事業清算事務特別会計歳入歳出決算の認定についてです。  歳入歳出決算の状況は、収入済額、支出済額ともに6,123万2,287円となりました。  議案第13号は、令和3年度山武市地方独立行政法人さんむ医療センター公債管理特別会計歳入歳出決算の認定についてです。  歳入歳出決算の状況は、収入済額、支出済額ともに1億8,610万9,591円となりました。  議案第14号は、令和3年度山武市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定についてです。  歳入歳出決算の状況は、収入済額2億7,669万1,398円、支出済額2億7,431万9,416円、差引残額237万1,982円となりました。  議案第15号は、令和3年度山武市水道事業会計決算の認定についてです。  収益的収支(税込み)の決算額は、水道事業収益3億6,193万842円、水道事業費用3億3,652万5,577円となりました。  また、資本的収支(税込み)の決算額は、資本的収入485万1,000円、資本的支出2億573万9,071円となりました。  報告第1号は、令和3年度山武市一般会計継続費精算報告書についてです。  これは、令和3年度において、まつおこども園移転整備事業及び避難道路整備事業の継続費に係る継続年度が終了したので、地方自治法施行令第145条第2項の規定により、本議会に報告するものであります。  報告第2号は、令和3年度山武市健全化判断比率報告書についてでございます。  これは、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、令和3年度の山武市健全化判断比率について、監査委員の意見を付して、本議会に報告するものであります。  報告第3号及び報告第4号については、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、対象となる会計の資金不足比率について、報告第2号と同様に、監査委員の意見を付して、本議会に報告するものであります。  報告第3号は、令和3年度山武市農業集落排水事業特別会計資金不足比率報告書について、報告第4号は、令和3年度山武水道事業会計資金不足比率報告書についてであります。  報告第5号は、私債権の放棄についてです。  これは、市の私債権であります学校給食費及び学童クラブ利用料、それぞれの未収金債権について、山武市債権管理条例第9条第1項の規定により放棄したので、同条第2項の規定により、本議会に報告するものであります。  報告第6号は、地方独立行政法人さんむ医療センター令和3事業年度の業務実績に関する評価結果についてです。  これは、地方独立行政法人法第28条第1項の規定により、地方独立行政法人は、毎事業年度の業務実績について、設立団体の長の評価を受けなければならないことになっております。  また、その評価結果については、同条第5項の規定により、議会に報告しなければならないとされていることから、本議会に報告するものであります。  報告第7号は、専決処分の報告について(損害賠償の額を定めることについて)であります。  これは、地方自治法第180条第1項の規定により、本年8月10日に専決処分をいたしましたので、同条第2項の規定により、本議会に報告するものであります。  以上が、本日提案いたしました各議案等の概要であります。補足説明につきましては、各事務担当者から申し上げ、また御質問にお答えいたしますので、慎重な御審議をいただき、何とぞ御理解と御賛同を賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 9 ◯議長(能勢秋吉君) 以上で提案理由の説明並びに政務報告を終わります。   ──────────────────────────────────── 10 ◯議長(能勢秋吉君) ここで、お諮りいたします。ただいま議題となっております諮問第1号については、人事案件でありますので、成規の手続を省略し、直ちに採決したいと思いますが、御異議ございませんか。              (「異議なし」と言う者あり) 11 ◯議長(能勢秋吉君) 御異議なしと認めます。  これから採決を行います。  諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを採決いたします。  お諮りいたします。この人権擁護委員候補者を、市長推薦のとおり、適任と認めることに御異議ありませんか。              (「異議なし」と言う者あり) 12 ◯議長(能勢秋吉君) 御異議なしと認めます。  よって、諮問第1号は、市長推薦のとおり、適任と認めることに決定いたしました。   ──────────────────────────────────── 13 ◯議長(能勢秋吉君) 日程第7 議案及び報告の補足説明を求めます。  はじめに、議案第1号の説明を求めます。
     総務部長。 14 ◯総務部長(小川宏治君) 議案第1号 山武市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、補足説明いたします。  妊娠、出産、育児等と仕事の両立支援が求められている中、男性職員の育児参加や女性職員のさらなる活躍を目的として、会計年度任用職員等の非常勤職員を含めた職員が、育児休業を取得しやすい環境を整備するため、地方公務員の育児休業等に関する法律の一部改正が本年10月1日に施行され、職員の育児休業の取得について、原則1回から2回になることに加え、出生後57日までの取得回数についても同様に、原則1回から2回に改正されることから、本市においても、同法の改正に伴い、条例の一部を改正するものでございます。  それでは、主な改正点について御説明させていただきます。  新旧対照表を御覧いただきたいと思います。  まず、1ページになります。  第2条第4号では、非常勤職員が出生後57日までに取得できる育児休業の要件が緩和され、出生の日から57日と6か月経過する日に任期見込みがある職員が追加されました。  続きまして、2ページから4ページを御覧いただきたいと思います。  第2条の3及び第2条の4の改正につきましては、非常勤職員が、当該職員の子が1歳から1歳6か月、また、1歳6か月から2歳までの間に育児休業を取得する際、夫婦交替での取得を可能にするなど、取得の柔軟化について規定しております。  なお、各条での育児休業取得回数は、各期間それぞれ1回となります。  続きまして、5ページ、第3条を御覧ください。  本条では、常勤職員において、再度の育児休業の取得の際の育児休業等計画書による申出に関する規定でしたが、育児休業の取得が原則2回まで可能となり、申出が不要となることから、同条第5号を削除するものでございます。  なお、本条例の施行期日につきましては、令和4年10月1日を予定しております。  説明は以上です。よろしくお願いいたします。 15 ◯議長(能勢秋吉君) 次に、議案第2号の説明を求めます。  選挙管理委員会事務局長。 16 ◯選挙管理委員会事務局長(渡辺利明君) 議案第2号 山武市議会議員及び山武市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例の制定について、補足説明を申し上げます。  本市においては、選挙運動に関する公費負担の限度額単価を、公職選挙法施行令に定める額に準じているところで、令和4年4月の公職選挙法施行令の一部改正により、同法施行令に規定する限度額単価が、近年における物価の変動などにより、引き上げられたことから、本条例の一部を改正するものでございます。  それでは、改正内容の詳細について御説明申し上げます。  新旧対照表、1ページを御覧ください。  はじめに、第4条、選挙運動用自動車の使用の公費負担額等について、同条第2号、アでは、一般運送契約以外の契約の選挙運動用自動車借入れ契約による公費負担限度額を選挙運動期間中、1日1台当たり1万5,800円から1万6,100円に引き上げるものでございます。  続いて、同号、イでは、選挙運動用自動車の燃料費の公費負担限度額を選挙運動期間中、1日当たり7,560円から7,700円に引き上げるものでございます。  2ページを御覧ください。  第8条では、選挙運動用ビラ作成に係る公費負担額等について、ビラ1枚当たりの公費負担限度額を7円51銭から7円73銭に引き上げるものでございます。  最後に、第11条では、選挙運動用ポスター作成の公費負担額等について規定しており、公費負担限度額を算定する際に用いる単価について、ポスター1枚当たりの作成単価を525円6銭から541円31銭に、その作成に係る企画費を31万500円から31万6,250円に引き上げるものでございます。  以上が議案第2号の補足説明でございます。よろしくお願いいたします。 17 ◯議長(能勢秋吉君) 次に、議案第3号及び議案第4号の説明を求めます。  保健福祉部長。 18 ◯保健福祉部長(竹宮哲哉君) 議案第3号 地方独立行政法人さんむ医療センターへの財産の出資について、補足説明いたします。  議案第3号は、地方独立行政法人さんむ医療センターへ山武市の財産を出資するに当たり、地方自治法第96条第1項第6号の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。  出資する財産は、山武市成東233番9。地目は公衆用道路。登記簿面積は1,011平方メートル。評価額は、不動産鑑定による評価額で、363万円です。  もう一筆でございますが、山武市成東237番13。地目は用悪水路。登記簿面積は390平方メートル。評価額は92万4,000円の2筆を予定しております。  いずれも、現在、建替整備が予定されている新さんむ医療センターの建設予定地内の土地となっております。  令和4年6月10日付で、財産処分委員会から、この普通財産の処分は適当であるとの答申を受け、財産の出資を行うものでございます。  出資する相手方は、地方独立行政法人さんむ医療センター。  出資価格は、455万4,000円。  出資年月日は、令和4年9月1日を予定しております。  議案第3号の補足説明は以上でございます。  続きまして、議案第4号 地方独立行政法人さんむ医療センター定款の変更について、補足説明いたします。  議案第3号で提案させていただいたとおり、土地2筆の出資に伴い、地方独立行政法人さんむ医療センター定款の変更が必要となることから、地方独立行政法人法第8条第2項の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。  変更内容は、第15条の見出しの追加と別表に出資する土地の2筆の追加。また、別表中の土地の地番について、登記簿に合わせ、「番地」を全て「番」に変更するものでございます。  なお、この定款は、千葉県知事の定款変更の認可のあった日から施行を予定しております。  議案第4号の補足説明は以上でございます。 19 ◯議長(能勢秋吉君) 次に、議案第5号及び議案第6号の説明を求めます。  総務部長。 20 ◯総務部長(小川宏治君) 議案第5号について補足説明を申し上げます。  この議案は、千葉県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増加及び千葉県市町村総合事務組合規約の一部を改正する規約を制定することについて、地方自治法第286条第1項の規定により、関係地方公共団体と協議するに当たり、同法第290条の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。  これは、現在、千葉県市町村総合事務組合の組織団体以外の団体であります、船橋市、習志野市、八千代市、鎌ケ谷市で構成する四市複合事務組合から、公平委員会に関する事務について、共同処理したい旨の依頼があったことから、組合規約中、組合を組織する地方公共団体に関する規定及び共同処理する事務に係る共同処理する団体に関する規定について、改正を行うものでございます。  なお、施行期日は、令和5年4月1日を予定しているものでございます。  続きまして、議案第6号について補足説明を申し上げます。  令和4年度山武市一般会計補正予算(第5号)は、補正前の予算総額241億574万4,000円に、歳入歳出それぞれ2億5,487万5,000円を追加し、補正後の予算総額を243億6,061万9,000円と予定いたしました。  歳出予算の補正につきましては、各費目の人件費は、4月の人事異動等による人件費の増減について補正するものでございます。  人件費以外の科目別の主な歳出予算の補正につきましては、総務費は、各出張所で使用するマイナンバーカード用券面プリンターを購入するため、個人番号カード交付事業に、237万円の追加を予定しました。  民生費は、子育て世帯生活支援特別給付金について、ひとり親世帯以外の住民税非課税世帯該当者が当初の見込みよりも多く、給付費に不足額が見込まれるため、子育て世帯生活支援特別給付金支給事業に535万円の追加を予定しました。  衛生費は、本年秋以降に実施される新型コロナウイルスのオミクロン株対応ワクチン接種に係る経費として、新型コロナウイルスワクチン接種事業などに、2億2,844万6,000円の追加を予定しました。  また、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策として、成東保健福祉センターのトイレ洋式化等を実施するため、成東保健福祉センター施設管理事業に、2,094万2,000円の追加を予定しました。  農林水産業費は、水田利活用自給力向上事業補助金について、飼料用米取組者の増加により、不足額が見込まれるため、経営所得安定対策推進事業に891万8,000円の追加を予定しました。  土木費は、区からの要望及び市民からの通報等による道路等の不具合箇所の修繕等を実施するため、道路維持補修事業に7,100万1,000円の追加を予定しました。  教育費は、山武北小学校空調設備改修事業について、国交付金の令和3年度交付決定により、繰越事業として実施するため、重複する小学校空調設備改修事業8,998万円の減額を予定しました。  また、さんぶの森ふれあい公園テニスコートの人工芝補修工事等を実施するため、さんぶの森体育施設等管理事業に399万3,000円の追加を予定しました。  主な歳入予算の補正につきましては、国庫支出金は、新型コロナウイルスのオミクロン株対応ワクチン接種に係る費用は、全額、国庫補助の対象となるため、新型コロナウイルスワクチン接種対策費国庫負担金等2億2,844万6,000円の追加を予定しました。  県支出金は、交付決定額が当初予算計上額を上回ったため、千葉県海岸漂流物地域対策推進事業補助金417万円の追加を予定いたしました。  繰入金は、小学校空調設備改修事業の減額に伴い、教育施設等整備基金繰入金5,927万9,000円の減額を予定しました。  市債は、同じく小学校空調設備改修事業の減額に伴い、学校教育施設等整備事業債1,840万円の減額を予定しました。  不足する7,463万4,000円は、繰越金を予定しました。  継続費の補正につきましては、松尾駅周辺排水対策事業の1か年の延長を予定しました。  繰越明許費の補正につきましては、歴史民俗資料館改修事業及び蓮沼スポーツプラザ施設改修事業について、適正な工期を確保するため、追加を予定しました。  債務負担行為の補正につきましては、しらはたこども園及びなんごうこども園給食調理業務委託料について、新たに令和4年度から令和7年度までの4か年で、1億2,743万1,000円の追加を予定しました。  そのほか、年度当初から開始する必要がある業務等について、契約に係る手続を今年度中に行うため、高齢者世帯緊急通報装置貸与事業委託料等、3件の追加を予定しました。  地方債の補正につきましては、小学校空調設備改修事業及び歴史民俗資料館改修事業の事業費変更に伴う変更となります。  説明は以上となります。よろしくお願いいたします。 21 ◯議長(能勢秋吉君) 次に、議案第7号の説明を求めます。  保健福祉部長。 22 ◯保健福祉部長(竹宮哲哉君) 議案第7号 令和4年度山武市介護保険特別会計補正予算(第1号)の補足説明をいたします。  令和4年度山武市介護保険特別会計補正予算(第1号)は、補正前の予算総額50億9,500万円に、歳入歳出それぞれ5,885万2,000円を追加し、補正後の予算総額を51億5,385万2,000円と予定しました。  歳出予算の補正につきましては、総務費は、介護報酬改定に対応するためのシステム改修委託料8万8,000円の追加を予定しました。  地域支援事業費は、地域包括支援センター職員人件費について、271万7,000円の減額を予定しました。  諸支出金は、令和3年度介護給付費等の確定に伴う精算により、国、県及び支払基金への償還金5,531万6,000円の追加を予定しました。  基金積立金は、令和3年度決算剰余金を介護給付費準備基金積立金として、616万5,000円の追加を予定しました。  歳入予算の補正につきましては、繰入金248万7,000円、繰越金5,851万5,000円の追加を予定し、介護保険料62万5,000円、国庫支出金100万2,000円、県支出金52万3,000円の減額を予定しました。  債務負担行為の補正につきましては、山武地域包括支援センター委託料について、新たに、令和4年度から令和9年度までの6か年で、1億2,028万円の追加を予定しました。  また、高齢者の家庭内事故等への対応委託料について、契約に係る手続きを今年度中に行うため、追加を予定しました。  議案第7号の補足説明は以上でございます。 23 ◯議長(能勢秋吉君) 次に、議案第8号の説明を求めます。  総務部長。 24 ◯総務部長(小川宏治君) 議案第8号 令和3年度山武市一般会計歳入歳出決算の認定について、補足説明を申し上げます。  最初に、決算の概要でございます。  令和3年度一般会計の決算の状況は、歳入決算額275億1,676万4,000円、歳出決算額260億7,555万6,000円となり、歳入歳出差引額は14億4,120万8,000円となりました。  この歳入歳出差引額のうち、翌年度へ繰り越すべき財源が2億9,253万7,000円ありますので、実質収支額は11億4,867万1,000円となりました。  この実質収支額のうち、7億円を財政調整基金へ積み立て、残りの4億4,867万1,000円を翌年度に繰り越して、決算を終了いたしました。  続きまして、歳入決算の状況でございます。  歳入決算額275億1,676万4,000円は、前年度の歳入決算額319億9,129万1,000円と比べ、44億7,452万7,000円(14.0%)の減額となりました。  主な内容として、市税は、前年度と比べ1億6,704万9,000円(2.9%)減額の55億8,375万3,000円となりました。これは、固定資産税の償却資産において、太陽光発電の減価償却期間の終了及び新型コロナウイルス感染症に係る特例により減額があったことが、主な要因です。  地方特例交付金は、前年度と比べ5,993万1,000円(141.9%)増額の1億215万9,000円となりました。これは、新型コロナウイルス感染症に伴う固定資産税軽減措置による減収を補填するものとして、新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補てん特別交付金が創設され、6,625万8,000円(皆増)増額になったことが、主な要因です。  地方交付税は、前年度と比べ6億2,613万6,000円(9.6%)増額の71億8,127万6,000円となりました。これは、普通交付税は、人口急減補正や臨時経済対策費の創設など、財政措置が講じられたことにより、前年度と比べ6億5,209万円(10.9%)増額となったことが、主な要因です。  国庫支出金は、前年度と比べ42億183万3,000円(48.5%)減額の44億5,509万9,000円となりました。これは、前年度に新型コロナウイルス感染症緊急経済対策として行った特別定額給付金の給付が終了したことが、主な要因となります。  県支出金は、前年度と比べ8億4,960万8,000円(36.6%)減額の14億7,036万4,000円となりました。これは、令和元年台風15号等で被災した農業施設の修繕に対する支援が終了したことが、主な要因です。  市債は、前年度と比べ2億7,910万円(8.9%)増額の34億2,230万円となりました。これは、臨時財政対策債の発行可能額が2億6,640万円(49.2%)増額となったことが、主な要因です。  続きまして、歳出決算の状況です。  歳出決算額260億7,555万6,000円は、前年度の歳出決算額306億3,843万2,000円と比べ、45億6,287万6,000円(14.9%)の減額となりました。
     目的別決算の状況でございます。  主な内容として、総務費は、前年度と比べ41億808万2,000円(50.1%)減額の40億8,805万9,000円となりました。これは、特別定額給付金の給付が終了したことが、減額の主な要因です。  民生費は、前年度と比べ10億2,081万1,000円(14.2%)増額の81億8,531万1,000円となりました。これは、子育て世帯への臨時特別給付金や住民税非課税世帯等臨時給付金の給付を行ったことが、増額の主な要因です。  農林水産業費は、前年度と比べ5億3,827万8,000円(25.9%)減額の15億4,237万円となりました。これは、令和元年台風15号等で被災した農業施設の修繕に対する支援が終了したことが、主な要因です。  土木費は、前年度と比べ3億7,440万3,000円(15.7%)減額の20億1,057万3,000円となりました。これは、松尾駅周辺排水対策事業の事業進捗による減額が、主な要因です。  教育費は、前年度と比べ5億5,002万2,000円(13.3%)減額の35億8,996万4,000円となりました。これは、国のGIGAスクール構想に基づく児童生徒1人につき1台のタブレット端末の導入が完了したことが、減額の主な要因です。  続きまして、性質別決算の状況でございます。  主な内容として、扶助費は、前年度と比べ10億6,513万4,000円(30.1%)増額の46億321万9,000円となりました。これは、子育て世帯への臨時特別給付金や住民税非課税世帯等臨時給付金の給付を行ったことが、増額の主な要因です。  補助費等は、前年度と比べ60億2,819万6,000円(59.4%)減額の41億2,837万6,000円となりました。これは、特別定額給付金の給付や令和元年台風15号等で被災した農業施設の修繕に対する支援が終了したことが、主な要因です。  積立金は、前年度と比べ9億2,967万5,000円(235.4%)増額の13億2,457万3,000円となりました。これは、基金管理事業において、公債費負担の増加に備えた減債基金への積立てや、小中学校の1人1台端末の更新に備えた教育施設等整備基金への積立てを行ったことが、増額の主な要因です。  投資的経費は、前年度と比べ8億5,587万3,000円(17.4%)減額の40億6,320万7,000円となりました。これは、松尾駅周辺対策工事の進捗による減や旧山武南中学校を新日向小学校として使用するための改修工事が終了したことが、減額の主な要因です。  最後に、基金の状況でございます。  主たる基金である財政調整基金の令和3年度末の現在高は、前年度と比べ1億2,703万8,000円減額の57億1,391万9,000円となりました。これは、取崩額が積立額を上回ったことによる減額でございます。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 25 ◯議長(能勢秋吉君) ここで、暫時休憩いたします。再開は午前11時10分といたします。              (休憩 午前10時58分)              (再開 午前11時07分) 26 ◯議長(能勢秋吉君) 再開します。休憩前に引き続き、会議を開きます。  次に、議案第9号の事業勘定についての説明を求めます。  市民部長。 27 ◯市民部長(藤田泰央君) 議案第9号 令和3年度山武市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、事業勘定の補足説明をいたします。  はじめに、決算の概要でございますが、令和3年度国民健康保険特別会計事業勘定の決算の状況は、歳入決算額65億7,509万円、歳出決算額64億8,805万1,000円となり、歳入歳出差引額は、8,703万9,000円となりました。  実質収支額のうち、4,400万円を国民健康保険財政調整基金へ積み立て、残りの4,303万9,000円を翌年度に繰り越して、決算を終了いたしました。  次に、歳入の決算の状況でございますが、歳入決算額65億7,509万円は、前年度の歳入決算額63億7,827万8,000円と比べ、1億9,681万2,000円(3.1%)の増額となりました。  主な内容として、国民健康保険税は、前年度と比べ2,884万8,000円(2.1%)減額の13億2,623万8,000円となりました。これは、被保険者数及び世帯数の減少などによる減額が、主な要因です。  国庫支出金は、前年度と比べ1,260万9,000円(73.4%)減額の456万4,000円となりました。これは、オンライン資格確認等システム導入に係るシステム改修が終了したことや、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う国民健康保険税の減免に対する補助金などの減額が、主な要因です。  県支出金は、前年度と比べ2億1,878万7,000円(4.9%)増額の46億7,775万6,000円となりました。これは、療養の給付等に係る費用に対する普通交付金の増額が、主な要因です。  繰入金は、前年度と比べ3,516万円(8.1%)増額の4億7,011万5,000円となりました。これは、現行税率を据え置いたことで生じた財源不足を、財政調整基金から繰入れしたことによる増額が、主な要因です。  次に、歳出決算の状況でございます。  歳出決算額64億8,805万1,000円は、前年度の歳出決算額62億4,692万3,000円と比べ、2億4,112万8,000円(3.9%)の増額となりました。  主な内容として、総務費は、前年度と比べ605万7,000円(18.7%)減額の2,626万円となりました。これは、オンライン資格確認等システム導入に係るシステム改修が終了したことなどが、減額の主な要因です。  保険給付費は、前年度と比べ2億5,866万2,000円(5.9%)増額の46億3,836万7,000円となりました。これは、療養の給付等に係る費用の増額が、主な要因です。  国民健康保険事業費納付金は、前年度と比べ2,036万5,000円(1.2%)減額の17億4,902万7,000円となりました。  保健事業費は、前年度と比べ471万5,000円(8.0%)増額の6,351万2,000円となりました。これは、特定健康診査等受診者数の増加に伴う委託料や短期人間ドック助成利用者増加に伴う負担金の増額が、主な要因です。  続きまして、基金の状況でございますが、国民健康保険財政調整基金の令和3年度末の現在高は8億7,146万1,000円、国民健康保険高額療養費資金及び出産資金貸付基金の令和3年度末の現在高は1,004万5,000円となりました。  事業勘定につきましての補足説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 28 ◯議長(能勢秋吉君) 次に、議案第9号の直営診療施設勘定についての説明を求めます。  保健福祉部長。 29 ◯保健福祉部長(竹宮哲哉君) 議案第9号 令和3年度山武市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、補足説明いたします。  まず、決算の概要でございます。  令和3年度国民健康保険特別会計直営診療施設勘定の決算の状況は、歳入決算額8,557万2,000円、歳出決算額7,762万7,000円となり、歳入歳出差引額は794万5,000円となりました。  次に、歳入決算の状況です。  歳入決算額8,557万2,000円は、前年度(令和2年度)の歳入決算額1億1,931万円と比べ、3,373万8,000円(28.3%)の減額となりました。  主な内容として、市債は、令和2年度に実施した国保さんぶの森診療所改修工事の財源として、借入れを行いましたが、令和3年度は借入れがなかったため、前年度と比べ4,170万円減額の皆減となりました。  診療収入は、新型コロナウイルスPCR検査等の増加のため、前年度と比べ1,444万9,000円(39.0%)増額の5,149万円となりました。  続きまして、歳出決算の状況でございます。  歳出決算額7,762万7,000円は、前年度(令和2年度)の歳出決算額1億1,421万4,000円と比べ、3,658万7,000円(32.0%)の減額となりました。  主な内容として、総務費は、主に人事異動等により、職員人件費が減額となったため、前年度と比べ1,328万3,000円(21.4%)減額の4,868万9,000円となりました。  施設整備費は、令和2年度は、国保さんぶの森診療所の施設改修工事を実施し、令和3年度は、旧国保日向診療所の解体撤去工事を実施しましたが、工事費が減額となったため、前年度と比べ2,502万5,000円(61.9%)減額の1,539万3,000円となりました。  続きまして、基金の状況でございます。  国保さんぶの森診療所財政調整基金の令和3年度末の現在高は、15万540円となりました。  議案第9号の補足説明は以上でございます。 30 ◯議長(能勢秋吉君) 次に、議案第10号の説明を求めます。  市民部長。 31 ◯市民部長(藤田泰央君) 議案第10号 令和3年度山武市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、補足説明をいたします。  はじめに、決算の概要でございますが、令和3年度後期高齢者医療特別会計の決算の状況は、歳入決算額6億1,532万円、歳出決算額6億1,364万4,000円となり、歳入歳出差引額は167万6,000円となりました。  次に、歳入決算の状況でございます。  歳入決算額6億1,532万円は、前年度の歳入決算額6億293万7,000円と比べ、1,238万3,000円(2.1%)の増額となりました。  主な内容として、後期高齢者医療保険料は、前年度と比べ1,165万円(2.6%)増額の4億5,385万2,000円となりました。これは、被保険者の増加に伴い、保険料収入額が増加となったことが、主な要因です。  繰入金は、前年度と比べ48万円(0.3%)増額の1億5,816万2,000円となりました。これは、低所得者等の保険料軽減対象者の増加に伴い、保険基盤安定繰入金が増額となったことが、主な要因です。  次に、歳出決算の状況でございます。  歳出決算額6億1,364万4,000円は、前年度の歳出決算額6億212万7,000円と比べ、1,151万7,000円(1.9%)の増額となりました。  主な内容として、総務費は、前年度と比べ196万1,000円(20.8%)減額の747万3,000円となりました。これは、後期高齢者医療システム改修が終了したことによる減額が、主な要因です。  後期高齢者医療広域連合納付金は、前年度と比べ1,297万5,000円(2.2%)増額の6億489万3,000円となりました。これは、保険料収入と後期高齢者医療保険基盤安定制度負担金の増額などが、主な要因です。  補足説明は以上です。 32 ◯議長(能勢秋吉君) 次に、議案第11号ないし議案第13号の説明を求めます。  保健福祉部長。 33 ◯保健福祉部長(竹宮哲哉君) 議案第11号 令和3年度山武市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、補足説明いたします。  まず、決算の概要でございます。  令和3年度介護保険特別会計の決算の状況は、歳入決算額50億3,845万4,000円、歳出決算額49億7,993万8,000円となり、歳入歳出差引額は5,851万6,000円となりました。  次に、歳入決算の状況でございます。  歳入決算額50億3,845万4,000円は、前年度(令和2年度)の歳入決算額49億2,944万5,000円と比べ、1億900万9,000円(2.2%)の増額となりました。  主な内容として、第1号被保険者(65歳以上)の介護保険料は、前年度と比べ647万9,000円(0.6%)増額の10億7,867万4,000円となりました。  国庫支出金は、前年度と比べ887万3,000円(0.8%)増額の10億9,575万3,000円となりました。  また、第2号被保険者(40歳以上64歳以下の医療保険加入者)の介護保険料に相当する支払基金交付金は、前年度と比べ2,811万6,000円(2.2%)増額の12億8,024万4,000円となりました。  続きまして、歳出決算の状況でございます。  歳出決算額49億7,993万8,000円は、前年度(令和2年度)の歳出決算額48億2,984万円と比べ、1億5,009万8,000円(3.1%)の増額となりました。  主な内容は、総額の93.0%を占める保険給付費が、前年度と比べ1億1,886万9,000円(2.6%)増額の46億3,010万8,000円となりました。これは、高齢者の増加に伴い、要支援・要介護認定者が増加したことが、主な要因です。  総務費は、前年度と比べ528万6,000円(8.1%)減額の6,019万4,000円となりました。  地域支援事業費は、前年度と比べ1,274万9,000円(7.3%)増額の1億8,650万4,000円となりました。  償還金などの諸支出金は、前年度と比べ3,795万7,000円(210.9%)増額の5,595万5,000円となりました。  これは、令和2年度の精算に伴う国、県及び支払基金への償還金の増額が、主な要因です。  続きまして、基金の状況でございます。  介護給付費準備基金の令和3年度末の現在高は、6億9,156万9,000円となりました。  議案第11号の補足説明は以上でございます。  続きまして、議案第12号 令和3年度山武市組合立国保成東病院事業清算事務特別会計歳入歳出決算の認定について、補足説明いたします。  まず、決算の概要でございます。  令和3年度組合立国保成東病院事業清算事務特別会計の決算の状況は、歳入及び歳出決算額は、それぞれ6,123万2,000円となりました。  次に、歳入決算の状況です。  歳入決算額6,123万2,000円は、前年度(令和2年度)の歳入決算額1億2,333万4,000円と比べ、6,210万2,000円(50.4%)の減額となりました。  主な内容として、令和3年度は企業債償還額が減額となったため、構成市町からの分担金及び負担金は、前年度と比べ1,849万6,000円(61.0%)減額の1,182万5,000円となりました。  繰入金は、前年度と比べ2,357万4,000円(37.5%)減額の3,921万8,000円となりました。  続いて、歳出決算の状況でございます。  歳出決算額6,123万2,000円は、前年度(令和2年度)の歳出決算額1億1,341万5,000円と比べ、5,218万3,000円(46.0%)の減額となりました。  主な内容として、令和3年度は、企業債償還額が減額となったため、公債費は、前年度と比べ5,237万円(46.2%)減額の6,104万3,000円となりました。  議案第12号の補足説明は以上でございます。  続きまして、議案第13号 令和3年度山武市地方独立行政法人さんむ医療センター公債管理特別会計歳入歳出決算の認定について、補足説明いたします。  まず、決算の概要でございます。  令和3年度地方独立行政法人さんむ医療センター公債管理特別会計の決算の状況は、歳入及び歳出決算額は、それぞれ1億8,610万9,000円となりました。  次に、歳入決算の状況です。
     歳入決算額1億8,610万9,000円は、前年度(令和2年度)の歳入決算額1億1,942万1,000円と比べ、6,668万8,000円(55.8%)の増額となりました。  主な内容として、市債は、令和3年度から、さんむ医療センター建替整備事業の借入れが開始されたため、前年度と比べ8,610万円(172.2%)増額の1億3,610万円となりました。  続いて、歳出決算の状況です。  歳出決算額1億8,610万9,000円は、前年度(令和2年度)の歳出決算額1億1,942万1,000円と比べ、6,668万8,000円(55.8%)の増額となりました。  主な内容として、貸付金は、令和3年度から、さんむ医療センター建替整備に係る設計業務委託などの支払いが始まったため、前年度と比べ8,610万円(172.2%)増額の1億3,610万円となりました。  議案第13号の補足説明は以上でございます。 34 ◯議長(能勢秋吉君) 次に、議案第14号の説明を求めます。  産業振興部長。 35 ◯産業振興部長(中村洋一君) 議案第14号 令和3年度山武市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について、補足説明を申し上げます。  はじめに、決算の概要です。  令和3年度農業集落排水事業特別会計の状況は、歳入決算額2億7,669万1,000円、歳出決算額2億7,432万円となり、歳入歳出差引額は237万1,000円となりました。  次に、歳入決算の状況です。  歳入決算額2億7,669万1,000円は、前年度の歳入決算額2億7,677万円と比べ、7万9,000円(0.0%)の減額となりました。  主な内容として、分担金及び負担金は、前年度と比べ59万5,000円(65.7%)増額の150万円となりました。  使用料及び手数料は、前年度と比べ85万8,000円(1.9%)減額の4,529万円となりました。  繰入金は、前年度と比べ266万5,000円(1.2%)減額の2億2,081万7,000円となりました。  繰越金は、前年度と比べ71万6,000円(50.9%)減額の69万1,000円となりました。  市債は、前年度と比べ410万円(117.1%)増額の760万円となりました。  続きまして、歳出決算の状況です。  歳出決算額2億7,432万円は、前年度の歳出決算額2億7,607万9,000円と比べ、175万9,000円(0.6%)の減額となりました。  主な内容として、総務費は、前年度と比べ68万5,000円(6.3%)減額の1,017万3,000円となりました。  事業費は、前年度と比べ108万4,000円(1.3%)減額の7,993万9,000円となりました。  公債費は、前年度と比べ1万円(0.0%)増額の1億8,420万8,000円となりました。  補足説明は以上です。 36 ◯議長(能勢秋吉君) 次に、議案第15号の説明を求めます。  水道課長。 37 ◯水道課長(土屋雅美君) 議案第15号 令和3年度山武市水道事業会計決算の認定について、補足説明を申し上げます。  はじめに、決算の概要です。  令和3年度水道事業会計の決算は、水道事業収益(税込み)3億6,193万1,000円、資本的収入(税込み)485万1,000円となり、水道事業費用(税込み)3億3,652万6,000円、資本的支出(税込み)2億573万9,000円となりました。  次に、収入決算です。  水道事業収益の内訳は、営業収益1億3,974万8,000円、営業外収益2億2,218万3,000円です。  主な内容として、水道料金1億3,858万3,000円、市補助金8,156万7,000円、県補助金7,282万3,000円、長期前受金戻入6,753万9,000円となりました。  資本的収入は、給水申込加入金485万1,000円となりました。  続きまして、支出決算です。  水道事業費用の内訳は、営業費用2億8,979万7,000円、営業外費用4,672万9,000円です。  主な内容として、原水及び浄水費2,923万7,000円、配水及び給水費4,177万7,000円、総係費4,185万6,000円、減価償却費1億7,692万7,000円、企業債利息3,994万9,000円、消費税及び地方消費税673万3,000円となりました。  資本的支出は、建設改良費1,281万円、企業債償還金1億9,292万9,000円となりました。  補足説明は以上です。よろしくお願いいたします。 38 ◯議長(能勢秋吉君) 次に、報告第1号及び報告第2号の説明を求めます。  総務部長。 39 ◯総務部長(小川宏治君) 報告第1号 令和3年度山武市一般会計継続費精算報告書について、補足説明を申し上げます。  この報告書につきましては、平成30年度から令和3年度の4か年で継続費を設定して事業実施した「まつおこども園移転整備事業」及び平成25年度から令和3年度の9か年で継続費を設定して事業実施した「避難道路整備事業」について、事業が完了したことから精算報告を行うものでございます。  まず、まつおこども園移転整備事業ですが、4か年の事業計画額4億1,438万2,000円に対し、支出済額は4億612万2,461円となりました。財源は、合併特例債、公共施設整備基金及び一般財源となります。  次に、避難道路整備事業ですが、9か年の事業計画額12億204万円に対し、支出済額は、11億7,060万7,471円となりました。財源は、東日本大震災復興交付金基金及び一般財源となります。  報告第1号の説明は以上となります。  続きまして、報告第2号 令和3年度山武市健全化判断比率報告書について、補足説明を申し上げます。  令和3年度山武市健全化判断比率報告書につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、監査委員の意見書を付けて報告するものです。  はじめに、実質赤字比率とは、一般会計等の歳入総額が歳出総額に不足する場合のその不足額を、標準財政規模で除して算出した比率です。  山武市の実質赤字比率は、一般会計等の実質収支額が黒字であり、資金不足は生じていないため、比率は算出されません。  連結実質赤字比率とは、一般会計、特別会計及び公営企業会計の赤字額から黒字額を差し引いた額を標準財政規模で除して算出した比率です。  山武市の連結実質赤字比率は、各会計の実質収支額が黒字であり、資金不足は生じていないため、比率は算出されません。  実質公債費比率とは、一般会計等の元利償還金及び一般会計等が公営企業等の公債費を負担している額の合計額から、特定財源及び地方交付税で、基準財政需要額に算入された額の合計額を差し引いた額を、標準財政規模から基準財政需要額に算入された額を差し引いた額で除して算出した比率でございます。  山武市の実質公債費比率は6.6%であり、早期健全化基準が25.0%ですので、基準以内となっております。  最後に、将来負担比率とは、一般会計等が将来負担すべき実質的な負債総額の標準財政規模に対する比率です。  山武市の将来負担比率は、将来負担額を充当可能財源等が上回ったことから、比率は算出されません。  それぞれの比率には、早期健全化基準と財政再生基準が設けられており、早期健全化基準を超えると財政健全化計画の、財政再生基準を超えると財政再生計画の策定が義務づけられております。  説明は以上でございます。よろしくお願いします。 40 ◯議長(能勢秋吉君) 次に、報告第3号の説明を求めます。  産業振興部長。 41 ◯産業振興部長(中村洋一君) 報告第3号 令和3年度山武市農業集落排水事業特別会計資金不足比率報告書について、補足説明を申し上げます。  令和3年度山武市農業集落排水事業特別会計資金不足比率報告書につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、監査委員の意見を付けて報告するものでございます。  令和3年度決算における資金不足比率は、資金不足が生じていないため、比率は算出されませんでした。  なお、経営健全化基準は20.0%と定められています。  補足説明は以上です。 42 ◯議長(能勢秋吉君) 次に、報告第4号の説明を求めます。  水道課長。 43 ◯水道課長(土屋雅美君) 報告第4号 令和3年度山武市水道事業会計資金不足比率報告書について、補足説明を申し上げます。  令和3年度山武市水道事業会計資金不足比率報告書につきまして、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、監査委員の意見書を付けて報告するものです。  令和3年度決算における資金不足比率は、資金不足が生じていないため、比率は算出されませんでした。  なお、経営健全化基準は20.0%と定められています。  補足説明は以上です。 44 ◯議長(能勢秋吉君) 次に、報告第5号の説明を求めます。  市民部長。 45 ◯市民部長(藤田泰央君) 報告第5号、令和3年度に市の私債権を放棄したものについて、御報告いたします。  まず、1つ目は、学校給食費に対する未収金債権です。  放棄した債権の金額は、4,000円です。  内訳は、地方自治法施行令第171条の5の規定による徴収停止措置を取り、相当期間が経過した後においても、なお、同条に該当し、債務の履行が困難であるとして、山武市債権管理条例第9条第1項第7号適用による債権放棄が1件です。  2つ目は、学童クラブ利用料に対する未収金債権です。  放棄した債権の金額は、2万4,500円です。  内訳は、債務者が所在不明であり、徴収の見込みがないとして、山武市債権管理条例第9条第1項第2号適用による債権放棄が1件です。  債権の放棄に当たっては、慎重な判断を求められることから、全ての個別案件について、厳正に審査の上、適正な債権放棄が行われましたことを御報告いたします。  補足説明は以上です。 46 ◯議長(能勢秋吉君) 次に、報告第6号の説明を求めます。  保健福祉部長。 47 ◯保健福祉部長(竹宮哲哉君) 報告第6号 地方独立行政法人さんむ医療センター令和3事業年度の業務実績に関する評価結果について、補足説明いたします。  報告第6号は、地方独立行政法人法第28条の規定により、地方独立行政法人は、毎事業年度終了後、設立団体の長の評価を受け、議会に報告しなければならないと定められていることから、評価結果を報告するものでございます。  令和3年度の経営状況については、当期純利益が3億6,960万9,001円となりましたが、黒字の要因は、新型コロナウイルス感染症による収益減少等に係る補填のため、国等からの補助金の交付があったことによるものであります。  それでは、地方独立行政法人さんむ医療センター令和3事業年度の業務実績に関する評価結果の2ページを御覧ください。  (1)評価結果でございますが、令和3事業年度の業務実績につきまして、年度計画で掲げる6つの大項目の評価においては、中期計画目標値について、全て達成に至りませんでしたが、新型コロナウイルス感染症の影響で、厳しい医療環境下、経営の安定に努力したことを考慮し、A評価1件、B評価5件といたしました。  次に、(2)全体評価に当たって考慮した事項でございますが、3ページの3)特筆すべき取組については、一定の評価をいたしました。  特に目立った取組としては、ウの地域医療機関と連携を図り、二次救急医療輪番体制を実施し、外科系186日、内科系36日を担当し、救急告示病院、地域の中核的病院として役割を果たしたこと。  エの骨粗鬆症予防の啓蒙活動は、市開催の健康教室等へ講師を派遣するなど、継続的な取組を行っていること。  キの新型コロナウイルスワクチン接種において、山武市民、山武郡市医師会に所属する医療従事者に対して、集団接種会場としての場所を提供するとともに、職員一丸となって、受付から接種までを実施し、特に小児接種においては、小児科医師を配置し、体制を整えたことなどでございます。  次に、同じ3ページの下段、評価に当たっての意見、指摘等でございますが、今年度も、コロナの影響により、評価委員会は書面開催となりました。評価委員の皆様から意見等がありましたので、主なものを御紹介いたします。  1)病院建設については、世界的な原材料不足、高騰の影響があるが、スケジュールに沿って進めること。  4ページ上段になります。  3)看護師離職については、原因を分析すること。また、コロナ禍で難しい問題であるが、看護師の増員へ向けて対策を検討すること。  5)外来診療、検査等の待ち時間の短縮について、成果を分析し、さらなる向上に努めることなどの意見、指摘をいただきました。  4ページ以降は、大項目ごとの評価結果、判断理由などを記載しております。詳細については、今回資料として添付しております小項目評価結果報告書並びに財務諸表等を御覧いただければと思います。  報告第6号の補足説明は以上でございます。
    48 ◯議長(能勢秋吉君) 次に、報告第7号の説明を求めます。  教育部長。 49 ◯教育部長(今関正典君) 報告第7号 専決処分の報告について(損害賠償の額を定めることについて)の補足説明を申し上げます。  これは、中学校の部活動中に発生した事故に係る損害賠償の額を定めることについて、地方自治法第180条第1項の規定により、本年8月10日に専決処分をいたしましたので、同条第2項の規定により、本議会に報告をするものでございます。  損害賠償の相手方につきましては、報告書記載のとおりです。  事故の概要ですが、本年6月18日(土)、午前11時頃、山武市松尾町松尾153番2地先において、山武市立山武望洋中学校の野球部生徒が行っていたバッティング練習で、生徒の打球が防球ネットを超え、県道千葉八街横芝線を走行していた相手方の自動車のボンネットに当たり、ボンネットを損傷させてしまったものです。  損害賠償の額は、相手方の損害額10万7,807円の全額です。  今後は、部活動中の安全対策を十分に施し、再発防止に努めてまいります。  説明は以上です。 50 ◯議長(能勢秋吉君) 以上で補足説明を終わります。   ──────────────────────────────────── 51 ◯議長(能勢秋吉君) 日程第8 議案先議の件を議題といたします。  議案第3号については、市長から先議の要請があり、さきの議会運営委員会において、先例により、委員会付託を省略し、直接審議を行うことと決定されました。  お諮りいたします。  議案第3号は、議会運営委員会決定のとおり、委員会付託を省略し、直接審議にて先議することに御異議ございませんか。              (「異議なし」と言う者あり) 52 ◯議長(能勢秋吉君) 御異議なしと認めます。よって、議案第3号は、委員会付託を省略し、直接審議にて先議することに決定いたしました。  これから、議案第3号に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と言う者あり) 53 ◯議長(能勢秋吉君) 質疑なしと認めます。  これで、議案第3号の質疑を終わります。  これから、討論を行います。  議案第3号に対する討論はありませんか。               (「なし」と言う者あり) 54 ◯議長(能勢秋吉君) 討論なしと認めます。  これで、議案第3号に対する討論を終わります。  これより、採決を行います。  議案第3号 地方独立行政法人さんむ医療センターへの財産の出資についてを採決いたします。  この議案は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。                 (賛成者起立) 55 ◯議長(能勢秋吉君) 起立全員です。よって、議案第3号は、原案のとおり可決されました。   ──────────────────────────────────── 56 ◯議長(能勢秋吉君) ここで、ただいま議題となっております議案第8号ないし議案第15号の各会計決算について、監査委員の審査報告を求めます。  代表監査委員、御登壇願います。 57 ◯代表監査委員(鈴木正美君) 監査委員の鈴木でございます。  ただいま議長から指名をいただきましたので、市長から審査に付されました令和3年度決算について、監査委員を代表して、御報告いたします。  本年度の決算審査は、市川監査委員とともに審査を実施いたしました。  審査については、歳入歳出決算書等の計数は正確であるか、予算の執行は適正で効率的かつ効果的に行われているか、財務に関する事務は関係法規に適合しているかを着眼点とし、厳正な審査を行いました。  はじめに、一般会計及び特別会計歳入歳出決算に関する審査結果について、御報告いたします。  令和3年度山武市決算審査意見書の1ページを御覧ください。  第1の審査の概要です。  1、審査の対象は、山武市一般会計及び特別会計です。  2、審査の期間は、令和4年6月28日から8月25日までです。  3、審査の方法は、ここに記載のとおりです。  第2の審査の結果及び意見です。  審査に付された令和3年度一般会計及び特別会計の歳入歳出決算書、歳入歳出決算附属書類は、いずれも法令に準拠して作成されており、その計数についても、関係諸帳簿及び証拠書類と照合した結果、正確であり、また、予算の執行状況についても、おおむね適正であると認められました。  2ページから6ページにかけて、決算の概要を記載しております。  では、審査意見を要約して述べさせていただきます。  7ページを御覧ください。  はじめに、一般会計及び特別会計を合わせた総決算額は、歳入403億5,523万4,750円、歳出387億5,647万6,999円となり、前年度と比較すると、歳入は41億8,555万4,428円(9.4%)の減、歳出は41億8,397万3,549円(9.7%)の減となりました。  一般会計の決算額は、歳入275億1,676万4,273円、歳出260億7,555万5,788円となり、前年度と比較すると、歳入は44億7,452万7,582円(14.0%)の減、歳出は45億6,287万6,809円(14.9%)の減となりました。  歳入決算額から歳出決算額を差し引いた形式収支額は、14億4,120万8,485円となっております。この形式収支額から翌年度に繰越しすべき財源2億9,253万7,340円を控除した実質収支額は、11億4,867万1,145円の黒字となっております。  歳入においては、市税は、軽自動車税、市たばこ税及び鉱産税が増収となりましたが、市民税、固定資産税が減収となったことにより、全体として減収となっています。  また、現年度課税分を中心に、収税対策を実施したことにより、全体の収入率は92.4%となり、0.7ポイント増加しました。引き続き、自主財源確保の観点から、収入未済額の縮減に努めてください。  市の債権は、保育所保育料や住宅使用料などの収入未済額が減少し、一定の効果を上げています。今後も早期未納対策はもとより、適時適切な債権回収に取り組まれることを望みます。  歳出においては、ワクチン接種による感染症の拡大防止を最優先として、迅速な対応を図るとともに、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用したプレミアム付商品券の販売や、住民税非課税世帯、子育て世帯への臨時給付金支給などの事業に取り組み、市民生活の支援や地域経済の活性化に努められたことは、大変評価できます。  次に、特別会計全体の決算額は、歳入総額128億3,847万477円、歳出総額126万8,092万1,211円で、前年度と比較すると、歳入は2億8,897万3,154円(2.3%)の増、歳出は3億7,890万3,260円(3.0%)の増となりました。  歳入決算額から歳出決算額を差し引いた形式収支額は1億5,754万9,266円で、翌年度に繰り越すべき財源はありませんので、実質収支額は1億7,549万9,266円の黒字となっております。  全ての特別会計で実質収支額が黒字となっており、執行状況についても、おおむね適正に処理されていることから、順調な運営が図られたものと考えます。  続きまして、各特別会計をそれぞれ簡単に御説明いたします。  国民健康保険特別会計(事業勘定)、後期高齢者医療特別会計及び介護保険特別会計の3会計については、団塊の世代が後期高齢者へ移行していく中で、さらなる医療費や給付費等の増加が見込まれ、中でも国民健康保険特別会計(事業勘定)は、保険税率維持のため、財政調整基金の取崩しを行うなど、厳しい財政運営を強いられています。  しかしながら、保険税や保険料の収納においては、効果的な徴収対策を講じた結果、高い収入率を維持しています。  今後も、保険税率の負担の公平性を踏まえ、効果的な徴収対策を講ずるとともに、歳出抑制に努めるなど、市民の命と健康を守る事業として、健全な運営を望みます。  国民健康保険特別会計(直営診療施設勘定)は、日向診療所からさんぶの森診療所への移転が完了し、新たな診療体制が開始されました。  今後も、地域住民の安心と健康を支える医療機関として、保健福祉の向上及び増進に寄与されることを期待します。  地方独立行政法人さんむ医療センター公債管理特別会計は、さんむ医療センター長期貸付金貸付要綱に基づき、適正な公債管理を望みます。  農業集落排水事業特別会計は、受益者分担金と使用料の収入確保について、これからも、受益者負担の公平性の観点から、適正な債権管理に努めてください。  なお、組合立国保成東病院事業清算事務特別会計は、本年度をもって清算手続が完了しました。  以上が一般会計及び特別会計の意見です。  次に、基金運用状況の審査結果について御報告いたします。  54ページを御覧ください。  第1の審査の概要です。  1、審査の対象は、ここに記載してある4基金です。  2、審査の期間は、令和4年6月28日から8月25日までです。  3、審査の方法は、ここに記載のとおりです。  第2の審査の結果及び意見です。  審査の結果、基金の運用は適正かつ効率的に行われており、計数は正確であると認められました。  なお、基金運用は、安全かつ有利な方法を常に心がけるよう要望します。  次に、公営企業会計の決算審査について御報告申し上げます。  56ページを御覧ください。  審査は、水道課会議室にて実施いたしました。  第1の審査の概要です。  1、審査の対象は、山武市水道事業会計決算です。  2、審査の期間は、令和4年5月24日から8月25日までです。  3、審査の方法は、ここに記載のとおりです。  第2の審査の結果及び意見です。  審査に付された山武市水道事業会計の決算報告書、財務諸表及び附属書類はいずれも関係法令に準拠して作成されており、その計数は正確で、経営成績及び財政状況を適正に表示しているものと認められました。  続いて、審査の意見を申し上げます。  当年度の収支状況として、消費税及び地方消費税(税抜き)で、水道事業収益は3億4,933万2,373円、水道事業費用は3億2,358万7,421円、当期純利益は2,574万4,952円となっています。  前年度と比較すると、水道事業収益は1,084万6,085円(3.0%)の減額、水道事業費用は150万7,022円(0.5%)の増額となっています。  また、給水人口は7,620人で、前年度と比べ69人(0.9%)増、給水戸数は2,856戸で、33戸(1.2%)増加しています。  今後も、配水施設の安全性や維持管理に関する費用、企業費の元利償還金返還など、財政負担の増加が見込まれ、経営環境はますます厳しさを増していくものと予想されます。コスト意識の徹底と経費節減を図るとともに、将来にわたり安定した事業経営を行うために、財政基盤の強化に努めるよう望みます。  最後に、今後の予算運営について、意見を述べさせていただきます。  経済活動や市民生活に大きな影響を及ぼした新型コロナウイルス感染症の感染拡大から、ようやく立ち直りの兆しが見え始めたが、第7波の到来とともに、感染が再拡大の様相を呈しております。  このような感染予防対策の継続的な対応が予想される中で、市税収入が減少の一方、扶助費をはじめとした社会保障関連経費、さらに公共施設の維持・更新経費の増加等により、財政を取り巻く環境は、今後さらに厳しくなることが見込まれます。  令和3年度も実質収支が黒字であるものの、安定的な財政運営を引き続き行うために、自主財源や各種財源の確保、基金や起債の有効活用等に努めるとともに、経費の節減のみならず、既存事業の抜本的見直しなど、行財政改革への取組にも的確に対応していただきたい。  今後、厳しい財政状況の中でも、本市が持続可能な財政運営を維持し、市総合計画を推進していくためには、職員が現状や課題を十分認識し、意識改革を図ることが大変重要です。  全職員が限られた資源の中で、費用対効果の視点を持ち、あらゆる事務事業を見直すことにより、事業の選択と集中を進めるとともに、市税等の収入の確保や、国、県の財政支援を最大限活用するなどの歳入確保策に積極的に取り組むことを強く望みます。  以上で、決算審査の報告を終わります。御清聴ありがとうございました。
    58 ◯議長(能勢秋吉君) 以上で監査委員の審査報告を終わります。   ──────────────────────────────────── 59 ◯議長(能勢秋吉君) 以上をもちまして、本日の日程は終了いたしました。  次の会議は、9月8日、一般質問を行いますので、定刻までに御参集願います。  本日は、これにて散会といたします。御苦労さまでした。               午後 0時04分 散会 Copyright © Sammu City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...